BGMと会話を上手く両立させる方法についても紹介します!
意外と音声って軽視されがち、特にテロップがメインの日本では顕著です… 海外ではテロップはほぼ使わず、ひたすら喋るスタイルが主流なので海外YouTuberは音質厨が多い印象です
エッセンシャルサウンドでの設定
エッセンシャルサウンドで行う設定はたった1つだけ、しかも1クリックするだけ!
自動ってまじで神!
- 会話を選択
- ラウドネスにチェック
- 自動一致をクリック
たったこれだけで、音声がノーマライズされ波形を見てもらえば一目瞭然ですが
全ての波形がグッと上がり、音声が全体的に大きく聞こえやすくなります。
オーディオのノーマライズとか、最大ピークがどうのこうの…
今までの苦労がこのボタン1つで一気に解決!
音声ファイルを編集する前の下準備としてラウドネスの自動一致は絶対してくださいね!
オーディオトラックミキサーでの設定

オーディオトラックミキサーに
エフェクト入れられるって知ってた?

え!クリップ毎に追加しなくて良いんですか!?
衝撃〜!
振幅を追加
- 5〜10db
- スライダーをリンクをチェック
聞きながら適宜調節してください!
後からでも変更可能なので、ここでは聞こえやすいレベルに上げることを目的に…
ダイナミック
コンプレッサをチェック
- 比率を2に変更
- 補正を5に変更
コンプレッサの役割は、音声の上下動をある程度の範囲に収束してくれるものです。
比率はその範囲外の音声をどれだけ割るかということなので、2以上で効果発揮します。
リミッターをチェック
- しきい値を−5に変更
リミッターの役割は、音声の中で急に大声出したり
拍手などした場合に一部分だけクソデカ音声になってることありますよね?
あれを制限してくれて、急に音がデカくなることを防ぎます、優秀!
これしないと耳壊れるので、絶対してくださいね!
パラメトリックイコライザー
- HPをチェックする
- 各バンドのdBを上げる
- ヘルツを操作して左右に移動させる
- 音が籠ったり、ノイズが酷い部分を見つける
- その周波数でdBを下げる
- 幅の値を大きくして画像のように狭める
- 画像と同じようにバンド2〜5まで同じ操作を繰り返す
ここでやりたいことは、dBを上げることでノイズが酷い周波数を特定し
特定後にその周波数の部分だけdBを下げることでその部分の音質を改善しています。
クロマノイズ除去
- フォーカスの処理を中周波数にフォーカス:画像参照
話者が女性の場合は高周波数でも良いですが、
多くの場合人間の話し声であれば中周波数でOKです
クロマノイズ除去はとても優秀ですが、優秀すぎるあまり音声が籠もりがちです。
元音声が良ければ、適応量は10%以下で良いと思います。
元素材の質によるので適宜調整してみてください。
BGMの音量を調整する方法
BGMと会話音声を上手いこと両立させるのって至難の技ですよね
エッセンシャルサウンドを使えば一瞬でそれが実現できます。
しかもこれまた完全自動!ヤバすぎる… 使わない手はありませんね…
エッセンシャルサウンドでの設定
- ミュージックを選択
- ダッキングにチェック
- ダッキングターゲットを会話に選択
- ダッキング適応量を-27dB 〜 -30dBに変更
- キーフレームを生成をクリック
これで会話音声のdB上下動からBGM音声にキーフレームを作ってくれて、
会話がない所ではBGMが徐々に上がって、会話が始まるとフェードしてくれて..
使ってみれば分かりますが、まじで神なので絶対やってみてくださいね!
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